今回はバタフライ(butterfly)の木材五枚合板のコルベルスピードと、ダーカー(DARKER)の7Pー2A.05との性能を比較し卓球ラケットのレビューをいたします。
テナーは、ニッタク(nittaku)から発売の木材五枚合板の卓球ラケットです。
飛距離は、
短い 7Pー2A.05<コルベルスピード<テナー 飛距離が出る
スピードは、
遅い 7Pー2A.05<コルベルスピード<テナー 速い
打球時の板の硬さは、
ソフト 7P2A05<コルベルスピード<テナー ハード
しなりは、
硬い テナー<Kスピード<7P−2A05 しなる柔らかい
回転のかけやすさ
球離れが速い テナー<コルベルSP<7P2A5 ボールに回転かけやすい
重さは、
軽い 7P2A.05(グリップテープ込み)88g<コルベルスピード88g<テナー98g 重い
評価
テナーは、打球感がややハードながらもしなりがあるという印象です。
とてもよく弾み、スピードとスピンが高いレベルで両立されています。
アコースティックやバイオリンよりもよく弾み、五枚合板とは思えない弾みです。
平均的な木材七枚合板の卓球ラケットより、テナーの方が弾みます。
カーボンラケットやアリレートカーボンは合わないと感じる方、カーボンほど硬く無くスピードも回転も欲しい方に向いています。
テナーは、スピードドライブやスマッシュに飛距離や威力を求める方、中陣後陣からのオールラウンドプレーや、回転性能に優れた卓球ラバーを使用する方、弾みを抑えた卓球ラバーを使用する方、スイングがコンパクトな方にも適しています。
今回は98gのファーストでしたが、80gや85gのテナーは弾みが少し控えめのミッドファースト辺りで回転がさらにかけやすくなっています。
テナーの感想は、木材のみのとても高性能な卓球ラケットと感じました。
コルベルスピードは、パーソンパワープレイ(V1ではないノーマル)に似ています。
そこそこの弾みで、ミッドファーストくらいのスピードです。
ハードすぎず、ややソフトという卓球ラケットです。
少し球持ちの感覚があるという感想です。
パーソンパワープレイの方がやや球持ちがいいです。
コルベルスピードは、ティモボルALCよりソフトな打球感で、ティモボル・ALCより回転をかけやすいです。
ドライブマンや、そこそこの飛距離とスピンも欲しいという方に向いています。
7P−2A.05は、板自体は7Pー2Aより硬いのですが、スピンをかけやすいという感想です。
評価が高いダーカーの卓球ラケットで、桧(ヒノキ)の木材を使っています。
弾みはミッドからミッドファーストぐらいで、弾みすぎない木材7枚合板ラケットです。
柔らかい打球感で、球持ちが良いです。
回転がかけやすいラケットが好きな方、よく弾む卓球ラバーを使用している方、コントロールや安定重視の方に向いています。